Hello!

人は一人では生きていけないと言われますが、
それは、生きている目的を失い、自分の存在価値すらわからなくなる弱い生き物だからです。

幸せなことに、私たちには大切な人や愛猫がいます。
一緒に過ごす日々の中でグリーフ(悲嘆)を含め、たくさんの感情を感じて今を過ごします。
命を通した心の揺らめきによって、私たちは多くのことを学ぶのです。
そして、その大切な人と愛猫のために頑張る自分がいます。
それだけで、私たちは充分に
人生の価値をいただいているのだと思うのです。

名越 愛

Nagoshi ai

ミディアム/愛猫グリーフケアカウンセラー

自己紹介ページをご覧いただき、ありがとうございます。
《一緒の時間とお別れを愛おしく》をコンセプトに、
ミディアム、そして愛猫グリーフケアカウンセラーとして大切な方や愛猫を亡くした方の深い悲しみに寄り添い、サポートをしております。

私がどのような経緯で今の活動をしているのか、そして大切にしている想いについてお話しさせていただきたいます。

母子家庭で一人っ子として育った私は、同世代の子達となかなか馴染めず、子供心に人付き合いの難しさを感じながら過ごしてきました。
そんな私の味方は、母と猫。

自他ともに認める仲の良い母娘で、今まで色々なことを2人で乗り越えてきたし、
それが、当たり前のようにこの先もずっと続いていくと思っていました。
数年前、母の体調が優れない日が続き、病院へ行くと末期のガンであることが分かりました。
今まで感じたことの無い衝撃と絶望を感じている私に追い討ちをかけるように、母は病気発覚後、二週間という早さで他界しました。

母の看取りの時に感じた、やり場の無い悲しさ、寂しさ、苦しさが、
同じ様に大切な存在を亡くして心の痛みを抱えている方のサポートをしたいという想いに変わり
ミディアム、そしてグリーフケアの道へ進むきっかけとなりました。
人生のターニングポイントです。

母と愛猫22匹を看取ってきた経験から感じることは、大切な存在を亡くした時、自分自身も一度死ぬのだと思います。
それほどまでに、大切な存在の死は言葉では言い表せない程の苦しみと悲しみを伴います。

命と向き合うということは、多くの幸せを感じると同時に、たくさんのグリーフ(悲嘆)を抱えますが、
しかし、命を通して教えてもらうこと、学ぶことが私たちにはたくさんあります。
死=終わりではなく、その先もちゃんと繋がっているという安心感をお伝えしていきたいと思っております。

愛する人、愛猫と共に生きた時間の素晴らしさ、そして大切な想いを改めて感じていただき、
悲しみを抱える方に笑顔が戻ることが私の願いです。